春へむかう
いつからだろうか
息子の学校行事で
写真やビデオを撮らなくなった
機械を通してみる息子と
自分の目で見る息子は
同じだけど違う
生まれた時からのビデオ類は
離婚した時に全て置いてきた
実際、見返したことはなく
ただ、溜まっていく〖 記録〗に
苦しくなることもあった
それがなくても
心に残る〖 思い出〗がある
それで十分
ただの〖 記録〗は手放そう
先日の卒業式
突然響く周りのシャッター音にびっくりしながら
しっかりと心に〖 残す〗
背筋を伸ばして座る姿
大きな声
素晴らしい歌声
退場の時の、すっきりとした
でも、まだあどけなさが残る笑顔
小学校卒業の時とは全く違う
｢わたしからの巣立ち｣が
近付いているという寂しさ
そんな私の気持ちも
しっかり心に残して
春へ
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働き続けたい場所
私は、地元のコンビニで
お仕事をさせてもらっています
かれこれ4.5年になるでしょうか
それまで、いくつかのパートを
渡り歩きましたが
ここまで続いたのは初めてです
そして、やめてくださいと言われない限り
働き続けたいと思ったのも初めてです
働く場所として、少し
ダメな言い方かも知れませんが
居心地が良い
その一言につきます
限られた時間で
与えられた仕事をさばく
コンビニパートは
見た目ほど楽ではありません
いろんな失敗もしましたし
接客業ならではの辛い思いも
たくさんしました
でも、店長と奥様がいらっしゃるから
頑張ろうと思えました
こんな私でも、必要と言ってくださるお二人
感謝してもしきれないほどです
条件
業種
環境
最初はその全てが叶うから決めた
働く所でした
だけど、いまは
生きる場所になりました
私がわたしらしく生きるための場所
大げさにいうと
わたしらしく生きる私を認めてくれる場所
そんな場所を見つけることが出来て
とても、幸せだなぁと思います
もし、いま
そんな場所を探している人がいたら
探すのを諦めないでと伝えたい
きっと見つかるはずだから
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最近の心
感情に波がある
みんなそうなのかな..
喜怒哀楽ではない
喜努哀楽
今を喜び
もっと頑張ろうと努め
でもふと悲しくなり
楽しそうな自分を演じて
悩み、今のままでいいんだと思う
その繰り返し
子供たちのことを考えると
これで良かったのか
我慢させてばかりではないのか
肩身の狭い思いをさせているのではと
とくに金銭面で凹み
幸せでカバー出来ること
出来ないことがあるって思い知る
分かってるはずなんだけど
高校生だけど、まだまだ幼い
ほかの子が持っている物が欲しくなるのは
当然かもしれない
私は正直に話す
詳しく説明する
通帳を開いて
今月の必要経費のリストを添えて
今は無理なこと
でも、来月まで待てば買えること
条件を下げれば今月末だったら大丈夫なこと
どうする？ ごめんね、と。
辛いなぁ..
落ちる落ちる
どんどん落ちる
いつか、お母さんの子で良かったと
私は言って貰えるのだろうか..
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春はすぐそこまで
今日は
自転車をぐんぐん、漕いだ。
ぐんぐん、ぐんぐん
髪が風に ぶわっとなびく
ぐんぐん、ぐんぐん
ぐんぐん、ぐんぐん
楽しくなる
鼻歌も唄う
体も揺れる
頬も緩む
周りはマフラーやダウンを着けた人ばかり
なんだか暑くなってきて
全部脱いで
止まる時間が勿体なくて
ぐるっと丸めて
カゴにぎゅっと押し込む
軽くなった身体で
もっと漕ぐ
目的地まで、ぐんぐん漕ぐ
今の私みたい。
そう思ったら
もっと楽しくなってきて
ふふふと笑う
軽い軽い
そして、とてもラク
いままで厚着した心で
感じることが出来なかった幸せを
余計な物を脱いだ心で、体で
ぶわっと感じる
春になったら
あの人と
四つ葉のクローバーを探しに行こう
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手放す覚悟すら要らなかった
先日
大事にしていたはずの「副業」を
手放しました
楽しかったはずなのに
夢を希望を持って始めたはずなのに
いつの間にか私の中で
しんどい部分になっていた
その世界で成功して
将来の子供との生活の糧に
なればよいと思っていた
けど
実際に始めると
犠牲にすることが多く
その犠牲がないと
結果は生まれないと言われるけど
私にとっては
子供との時間は何にも変え難い
お金のためにも
自分の夢(と思っていた)のためにも
犠牲には出来ないもの
それを理解されないと感じた時
スっと離れることが出来た
手放すことが出来た
簡単だった
何が大事か分かっているのに
その向こう側を大事にすることが
近道だと思っていた
膝の上に可愛い子供が座っている
喉が乾いたと言うので
向こう側にある
ジュースのコップを取ろうと
手を伸ばしたら
机と私との間に挟まれた子供は
苦しんでいた
そんな感じ？
すぐ手前にある水のコップで
子供の喉は潤う
美味しいね、ありがとうと
言ってくれる
無理しなくていいんだ
覚悟をしなくても
勇気を振り絞らなくても
大事にするものを見つめれば
不要なものから
自然と手を離すことができる
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心にも余裕が生まれる
息子が体調を崩す
頭が痛いと言うので
熱を測ると
微妙な37.4℃
冷たい母親と
ひどい母親と思われるかもしれないけれど
以前だったら
「なんで体調崩すの?!」
「仕事休めないよ?!」
「またわたし1人の時間が減ったじゃない」
そんな気持ちが湧き出てきていた
子供のことは好き
だけど、1日24時間の中で
家族を受け入れられるキャパは決まっていて
突発的なことに柔軟に
受け入れ態勢を取ることが
全くできなかった
つい最近までそうだったかもしれない
でも今日は
「学校いけると思う」
という息子に
「1日休んだら？」
と穏やかに言える自分がいた
学校に電話して
ママも風邪気味なんだよねぇと
言い訳しながら
一緒に二度寝もした 笑
のんびり起きて
少しの食器を片付け
定位置にある道具でサッと洗濯を干し
その間に沸かした湯でコーヒーを飲む
スッキリしていく暮らし
風通しが良くなればなるほど
気持ちも穏やかになる
自分には、うちには
必要か不必要か
大事か大事じゃないか
みんながそうしているからじゃなくて
そうした方がよい、という周りの言葉じゃなくて
自分自身の目線で
捉えられるようになったのも
小さな暮らし
身の丈にあった暮らしによって生まれる
心の余裕からだと思う
さぁ、いまから
またひとつ
おおきな物を
手放してきます
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家が整って想うこと
満たされた時間は
あっという間にすぎると思っていた
見える部分も
見えない部分も
夢中になって
溢れるほどに充たされて
そのぶん
その時間が
終わりに近づくのが嫌だった
でも、今は違う
また次があれば良い
同じ時が、また来れば良い
そう思えるほど
わたしは、その事に対して
思いを巡らせる時間がある
そして、その思いを巡らせる時間も含めてが
次の満たされる時間なのだと思う
私はずっと*✧(*´˘`*)✧*こんな感じ
片付けや、それに伴う雑務に時間を割くこともない
つまらない人間関係を憂うこともない
(お金のことは、ちょっと考えるけど..)
家が整えば整うほど
私は笑って過ごせる♡
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